今週のロミ通～飛翔編

ロミさんが描いた絵。
BEFOREはキラくん、AFTERは刹那。
ふたつの間は2年くらいあいているものの、
その間に描いた枚数は10枚以下。
人間、10枚模写するだけでこんなにも絵がうまくなるんだよ…！！



こんばんは。甲冑子です。


金曜夜から土曜にかけて、ロミさんと遊んでました。
『コードギアス』後半と、『巌窟王』前半を見ましたよ。
まあね、ロミさんは巌窟王を「きゅうくつおう」と読み上げたよ、そりゃね。

『コードギアス』ですが、どうにもルルーシュがロミさんの好みど真ん中らしく、
「かっこいい！！」の嵐でした。「刹那がいない半年間、乗り切れそう！」ってさ。
私はお好みキャラがいないんだよ～。グラちゃんのいない半年間がキツいよ～。
そして続いて見た『巌窟王』ですが、私は2回目なのでロミさんに解説しながら見たよ。
あれがあれのお父さんで、昔不倫してたのはあの子のお母さんで…みたいな。
奇遇にもこの2作品の主役はどっちも福山じゅんじゅんで、
『巌窟王』のDVDのおまけに声優が出てコメントしてるのですが、
ルルーシュ好きなロミさんはじゅんじゅん見ちゃって大丈夫かしらと思ったら
「んー、平気！」とにこやかに答えていたので一安心しました。
あ、そういやみんながイチオシの平川、フランツの人だったのね。なるほどね。
ってか、相変わらずフランツが物悲しくってねぇ…。
アルベールはやっぱり好きになれそうにないわぁ。『日出る』の毛人と同じ理由で。


さてそのロミさんですが、ビリーとグラちゃんの妄想が止まりません。
会って早々に飯食ってるときも語りだすので、私が話題をそらしてみても

甲「いやだからさぁ、あんたあのとき言ってた…」
ロ「あっ！ ……絶対ビリーって料理うまいよ」

とかって言い出すんだよね。なので、あきらめて話を聞くことにしました。
そのうちにわかってきたよ。ロミさんの妄想話になんだか説得力があるその理由が。
あの子ね、口調が過去形なんだよ。
ビリーの料理にしても「おいしかったんだって」のように、○○だった、って言うんだよ。
しかも、さも自分が見てきたかのように自信満々の口調でさぁ。
そう言われると「あー、そうかも」って思っちゃうんだよね～。

でもさぁ、ロミさんの妄想が次第にヒートアップして

ロ「グラちゃんは寒いの苦手でぇ、そのときビリーがこう、コートの中に入れてあげてぇ、
んでグラちゃんのホッペが冷たくてぇ、ビリーが手でホッペをさわってぇ、キャー！！」

って延々ラブラブ話を言われるとさぁ、グラちゃんが二次元大ヒットな私としては
「ふーん、あ、そう…」「へ～…」とか、知らずに返事が怒気混じりになるわけよ。
ロミさんは「やっだー、甲冑子怒ってるー！」とか言うんだけど「んでそのあとね！」って
またしても始まるわけですよ。まあね、それはもうイイとしてね、
ロミさんは知らず文末に「○○なのよー、イイよね～」とか「○○でさ～。素敵～」
とかって明らかに楽しんでる＆喜んでる感嘆文が付くんだよね。
それってさ、もう単なる、しかも結構な腐女子だよね。本人気づいてないみたいだけど。
ということで、ロミさんは新たに「私の周りの腐女子たち」に仲間入りしたのでした！
おめでとう！ がんばれよ！ 言われなくても妄想をがんばることは目に見えてるけど！

それでねぇ、今週のガンダムを一緒に見たんだけどさ。
またしても見終わってブルーになったわけよ。ふたりして。
なのでロミさんに「ガンダムの楽しい妄想話お願い」って頼んだら、
ビリーがいつグラちゃんに惚れたのかを語ってくれたよ。
ロミさんに妄想話をふったら、もれなくビリグラなんだよね。そうですか。

ロ「ビリーはね、最初はやっぱ巨乳艦長が好きだったんだよ」
甲「ああ、でも微妙にフられたよね」
ロ「そうなの。んでちょっと寂しくなったあとに、ビリー怪我するじゃんか」
甲「そういやフられたあとだったね、怪我したの。あの髪型超笑ったよね～」
ロ「そう、あの怪我した直後さ、フラッグのそばでビリーとグラちゃんが語ったじゃん？」
甲「あー、なんかそういや語ってたね」
そこでその映像を探す。探す途中に改めて元のビリーを見て大笑いする俺ら。
「なんでポニーテールなんだよ…！！」「眼鏡のフチ、そういや下しかなかった…！」
そのうちそのシーンを探し当て、一時停止。
ロ「このときなんだよ、実はこのときに事件があったんだよ」
甲「何、どんな」
ロ「ビリーはグラちゃんと語りながらフラッグの整備するんだけどさ、
途中で眼鏡を下に落としちゃうんだよ。このグラちゃんがいるあたりに。
んでね、グラちゃんがそれを拾ってビリーのところに上って行くの。
でもね、ビリーはすっげー近眼だから手からうまく受け取れなくてさ。
「しょうがないな」ってグラちゃんがビリーに眼鏡をかけてあげるんだよ。
そしたらさ、ビリーにしたら、いきなり視界がクリアになった上に
超至近距離にグラちゃんがいたわけよ！ しかも例の上目づかいだよ？！」
甲「……グラちゃんの近距離攻撃をよけられるヤツはこの世にいない」
ロ「そーーなのーーー！！ もうね、超ずっきゅーーーんってなっちゃうの！！」
甲「うーん、そうか、至近距離…」
ロ「でね、そのときグラちゃんも眼鏡はずしたビリーを初めて見て、
ちょっと新鮮な気持ちになるのよ～、キャー！！」

どうですか、このひとコマから読み解く乙女的脳内回路！！
スゲーなぁ、ホントにスゲーよなぁ。
みんなもガンダムOO見てブルーになったら、この話を思い出してね。
きっと浮上できるよ。